こんにちは。
 今回は、以前作成した木製の水槽台に格子状の扉を取り付けましたのでご紹介します。
「収納部分を隠したいけど、通気性も確保したい」そんな方にぴったりの内容です。

シンプルな水槽台に、デザイン性と実用性をプラスできる「格子扉」。
この記事では、設計から製作、取り付けの手順までを写真付きで解説します。

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水槽台に格子扉を設けて見た目もスッキリ

■今回のDIYで使ったもの

  • 材料:木材(30㎜×15㎜)、(30㎜×9㎜)、蝶番、マグネットキャッチなど
  • 工具:丸ノコ、インパクトドライバー、サンダー、クランプ
  • 塗装:水性ニス

■STEP1:設計と寸法取り

最初に行うのは、水槽台の実測と設計です。
格子扉は、台の正面サイズに対して5㎜~10㎜程度の余裕を持たせて設計するのがポイント。開閉がスムーズになります。

📐 設計のポイント:

  • 格子の幅は均等に(15mm幅、隙間15mm)
  • 扉のサイズは左右2枚で構成(中央開き)

■STEP2:材料のカットと下処理

 ホームセンターに材料の調達に行った際に、アカシアの集成板(910㎜×1820㎜ 厚15㎜)が値引き価格で販売されていました。

元々は30㎜×15㎜の木材を購入予定でしたが、カットサービスを活用しても安く済みました。

本来は格子の一本一本を正確にカットするのは根気が要りますが、丁寧に切り揃えることで仕上がりが格段に良くなります

アカシアの色合いが良かったので今回は塗装せずにそのまま使用しました。
扉裏の部材や本数が足りなかった格子材は別種の木材を使用したのでニスにて塗装を行いました。

✂️ ポイント:

  • 同じ長さの部材はまとめてカット
  • サンダーでバリを丁寧に処理
  • ホームセンターのカットサービスを利用すると綺麗に切れて効率的
  • ニス塗装は組立前に
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■STEP3:組み立て

扉の裏側より9㎜厚の木材で格子の部材をビス止めしていきます。
2.6×20㎜の細軸ビスを使用します。
強度を保ちつつ、見た目の美しさも意識しました。

  • クランプで固定して精度を保つ
  • 格子は等間隔とすることでデザイン性もアップ
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■STEP4:取り付けと調整

扉が完成したら、蝶番を使って水槽台に取り付けます。

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今回はマグネットキャッチを使って開閉もスムーズに。

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マグネットキャッチ
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🧲 取り付けのコツ:

  • 扉同士の隙間は3〜5mm確保
  • 蝶番の位置は上下から100mm程度が目安
  • 仮付けしてから本締めするとズレにくい

■完成!

木の温かみが伝わる格子扉がついたことで、水槽台全体がインテリアとしても映える仕上がりになりました。
収納物を隠しつつ、通気性もあるので、フィルターや電源まわりも熱がこもりません。

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■さいごに

DIYは難しそうに見えても、一つ一つの工程を分けて考えると意外とシンプルです。
木の格子扉は、どんなインテリアにも合う万能なデザイン。
皆さんもぜひチャレンジしてみてください!

※記事の内容は一般的な大型水槽台サイズ(W1200×H800×D450)を基にしています。個別サイズに合わせた調整が必要な場合は図面を参考にしてください。

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