120cm水槽には龍がいる!ポリプテルス水槽をご紹介!
まるで水中を泳ぐ龍のような魚、ポリプテルス。古代から姿を変えずに生き続ける「生きた化石」とも呼ばれ、観賞魚としても高い人気を誇ります。
我が家では、このポリプテルスの飼育として120cm水槽を運用しています。今回は、実際に使っている設備や飼育している生体、日々の管理方法などを、これから飼育を検討している方向けに詳しくご紹介します。

水槽のスペックと設置環境
現在使用しているのは以下のようなセットです:
- 水槽サイズ:幅120cm×奥行45cm×高さ45cm(オールガラス水槽)
- キャビネット:耐荷重仕様の自作木製キャビネット
120cm水槽ともなると、総重量は水を入れて約250〜300kgになります。床の補強が必要な場合もありますので、設置前に構造をしっかり確認しましょう。
導入している設備をご紹介
ろ過装置
ポリプテルスは餌の量も多く、排泄量も多い魚です。そのため、強力なろ過能力が必須です。
- 上部フィルター:寿工芸 スーパーターボ1200Zプラス
- ろ材:リングろ材、ZOOX ネクストジェネレーション バイオメディア
照明
- Beamtec AQUA90II:生体へのストレスを避けるため太陽の光を再現する時間帯で調色を行うものを採用しました。
ヒーター・温度管理
我が家ではエアコン管理の為ヒータは使用していません。
適温が28℃なので今後導入を検討しています。
エアレーション
- 常時エアレーション。夏場や過密飼育時の酸欠防止に役立ちます。
水槽内の生体たち
我が家のポリプテルスは全てブリード個体です。
ポリプテルス・エンドリケリー
黄金色の体色と荒々しい模様が特徴の人気種。存在感抜群で、まさに「龍」といった風格です。

ポリプテルス・セネガルス
ポリプテルスの中でも最もポピュラーな種として知られ、ブリード個体が数多く流通しています。

ポリプテルス・アンソルラプ
ポリプテルス・アンソルギーとポリプテルス・ビキール・ラプラディの交雑種。
熱帯魚ショップで出会った珍しい交雑種です。
まだ、幼魚のため別水槽で飼育中。今後、時期を見てお引越し予定。

ポリプテルス・アンソルギー×ラプラディの交雑種の『あぷちゃん』
飼育方法と管理のポイント
餌の与え方
- メイン:キョーリン ヒカリクエスト キャット(沈下性の人工飼料)
- サブ:おとひめ EP4(食べない子もいるのでサブです)
- たまに白身魚のお刺身を与えることもあります
1日1回~2回、食べきれる量を与えるのが基本です。
水質管理
- 週に1回の換水(水槽の1/3~1/2程度)
- pHは6.5~7.5を目安に維持
- ろ過フィルターは月に1回軽く掃除(ろ材は洗いすぎ注意)
水温と水質の急変はストレスになるため、ゆっくりした換水を心がけています。
底砂
- ガーネットサンド:ガラスの反射によるストレスの軽減と色揚げの為に使用しています。
まとめ:ポリプテルス飼育は「準備」がカギ!
ポリプテルスは、丈夫で人にもよく慣れる魅力的な古代魚です。しかし、大型魚であることから、しっかりとした設備や定期的なメンテナンスが求められます。
一方で、水槽の前に座ってじっとポリプテルスの泳ぎを見ていると、不思議な落ち着きと癒しが感じられます。「龍が泳ぐ水槽」は、日常の中で非日常を感じられる最高の趣味です。
最後に
ポリプテルスや大型魚の飼育に挑戦してみたい方は、まず設備からしっかり整えることが成功のカギです。この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです!
質問やコメントも大歓迎です。お気軽にコメント欄でお知らせください。
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